#94 映画「1秒先の彼」ネタバレ感想編:岡田将生・清原果耶主演のラブコメディー

皆さん、こんにちは!いつもご覧いただきありがとうございます。今回は、岡田将生さんと清原果耶さんが主演を務める映画「1秒先の彼」について、ネタバレ全開で感想をお伝えしていきたいと思います。

映画本編はこちら

原作となった台湾版の「1秒先の彼女」はこちら

まずはじめに、この映画は「1秒早い男」と「1秒遅い女」の視点で描かれるタイムラグ・ラブコメディです。公式サイトのあらすじにも「消えた1日をめぐる二人の物語」と書かれていて、まさにその通りの展開です。

実はこの映画、台湾の作品『1秒先の彼女』が原作となっており、男女の設定が逆転しています。日本版では岡田将生さんが「1秒早い男」、清原果耶さんが「1秒遅い女」という役割を演じています。

ストーリーの核心:消えた1日

物語の中心となるのは、2人がデートしようとしていたはずの「消えた1日」。岡田将生さん演じる主人公は、ある日目が覚めたら昨日の記憶がない状態に。清原果耶さん演じる玲香は、1秒遅い感覚を持っており、二人の間にはいつも微妙な時間のズレがあります。このズレが物語の鍵となり、彼らの恋愛が展開していくわけです。

映画の終盤まで、この「消えた1日」が何だったのかは謎のまま進行します。最初は記憶喪失や事故、あるいはミステリー的な要素が絡んでいるのかと思いましたが、そうではなく、実はファンタジー要素が含まれていました。清原さんのキャラクターには、ある「超常的な力」があって、その力によって時間が止まることが判明します。

タイムラグの仕掛けとファンタジー要素

驚いたことに、この映画では「1秒遅い」人々には、たまに1日が余分に与えられるという設定があり、清原さんがその特殊な能力を持っているということがわかります。彼女が1秒遅れているおかげで、彼女にだけ「余分な1日」がプレゼントされるのです。一方で、岡田さんはその1日を奪われてしまう。なんともファンタジーな設定ですよね。

しかも、この止まった世界の中で動けるのは、清原さん以外にバスの運転手と岡田さんのお父さんという2人だけ。彼らもまた、普段の生活で「ワンテンポ遅れがち」な人々だったのです。この辺りの設定はなかなかユニークで、ファンタジー要素と人間関係が絶妙に絡み合っていて面白かったです。

結末と感想

ネタバレ全開でお伝えしているので、結末に触れてしまいますが、この映画は結局のところ、タイムラグを通して2人の距離が縮まっていくラブコメディです。岡田さん演じる主人公が「消えた1日」に何があったのかを追いかける中で、次第に清原さんとの関係が深まっていく展開は、予想外でありながらも心温まるものでした。

正直なところ、もっと複雑なトリックや謎解き要素があるのかと思っていたのですが、実際はシンプルなラブコメディでした。それでも、タイムラグという設定が映画にちょっとしたスリルを加えていて、飽きることなく楽しむことができました。

まとめ

岡田将生さんと清原果耶さんの演技が光るラブコメディ映画「1秒先の彼」は、予想外のファンタジー要素を取り入れながら、2人の微妙な時間のズレが生む切なさを描いた作品です。ファンタジー好きな方や、ほのぼのとしたラブストーリーを楽しみたい方にはおすすめの作品です。

それでは、映画を観る予定の方はぜひチェックしてみてくださいね!

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