#135 映画「夜明けのすべて」ネタバレ感想編:あらすじ聞いて興味引かれて原作読んだら、全然違くて驚いた!
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映画好きの二人が、映画「夜明けのすべて」の感想について語っています。
映画本編はこちら
原作小説はこちら
映画「夜明けの全て」感想
皆さん、こんにちは。本日は、映画「夜明けのすべて」について語ります。
この映画は、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢さんと、パニック障害を抱える山添くんという、課題を抱える男女2人の出会いと成長を描いた作品です。
予告編を見た時から、この映画に興味を持っていました。そして、実際に見てみると、その期待を裏切らない素晴らしい作品でした。
この映画の魅力は、なんといってもそのキャラクターにあります。藤沢さんと山添くんは、どちらも決して完璧な人間ではありません。しかし、そんな彼らだからこそ、私たちは共感し、応援したくなるのです。
藤沢さんは、PMSの影響で周囲に当たり散らしてしまうことがあります。しかし、それは彼女の弱さではなく、病気による症状なのです。山添くんも、パニック障害によって、社会から孤立してしまいます。しかし、懸命に生きようと努力しています。
そんな2人が、互いに支え合いながら成長していく姿は、見ていてとても心温まりました。
この映画は、人と人との関係性についても考えさせられる作品でした。藤沢さんと山添くんは、恋愛関係ではありません。しかし、2人の間には、友情や愛情とはまた違う、特別な絆が生まれていきます。
それは、互いの弱さを認め合い、支え合うという、とても深い関係性です。
この映画を見た後、私たちは、自分の人生においても、このような関係性を築いていきたいと思うのではないでしょうか。
「夜明けのすべて」は、2024年2月公開の映画です。まだ見ていない方は、ぜひ劇場でご覧ください。
ネタバレありの感想
以下からは、ネタバレありの感想になります。
この映画のラストシーンは、藤沢さんが会社を辞めて、実家に戻るというものでした。これは、一見すると、悲しい結末のように思えます。しかし、私は、この結末は決して悲しくないと思います。
藤沢さんは、会社で山添くんと出会い、彼と支え合いながら成長してきました。そして、その過程で、自分の人生について改めて考えるようになりました。
そして、彼女は今自分がすべきことについて真剣に向き合ったのです。
藤沢さんは、山添くんと別れることは寂しかったでしょう。しかし、彼女は新たな一歩を踏み出すことを決意しました。
このラストシーンを見て、とても勇気をもらいました。人生は、思い通りにならないこともあります。しかし、そんな時でも、私たちは、自分の夢を諦めずに、前に進んでいくことができるのです。
「夜明けのすべて」は、私たちに、人生の希望を教えてくれる映画です。
原作小説について
映画「夜明けのすべて」は、瀬尾まいこ先生による同名小説が原作です。
映画の話を聞いて、原作小説も読んでみました。
小説では、映画では描かれていない話がたくさんありました。
映画を見た後に小説を読むと、あるいは小説を読んで映画みても、互いを補完してより理解が深まります。
映画「夜明けのすべて」が気に入った方は、ぜひ原作小説も読んでみてください。