#86 漫画「セシルの女王」ネタバレ感想編:ヴァージンクイーンを支えた男?!このマンガを読めば英国史が面白いほどわかりそう

こんにちは、皆さん!今日は私が最近読んだ漫画『セシルの女王』について感想を語りたいと思います。

この作品を読んで、まさかイギリスの歴史にここまで引き込まれるとは思いませんでした!英国史に詳しくない人でも、この漫画を読むことでエリザベス1世やその時代背景がぐっと身近に感じられると思います。

エリザベス1世を描いた宮廷ドラマ

物語の舞台は1533年のイングランド。物語は、若き日のエリザベス1世、彼女の両親であるヘンリー8世とアン・ブーリンの時代から始まります。主人公のセシルはまだ少年で、エリザベスの側近として彼女を支えることになる人物です。彼の成長と共に、エリザベス1世が強大な権力者として君臨するまでの過程が描かれていくんですね。

歴史に興味がなくても、この漫画は非常に読みやすく、時代の雰囲気や人物関係が丁寧に描かれているので、自然とストーリーに引き込まれます。私は最初、歴史物の重厚さに少し身構えていたんですが、ページをめくるうちに完全に夢中になりました。

偶然のタイミングで歴史とリンク

興味深いことに、この漫画を読み終えた直後、ラジオでたまたまヘンリー8世の話が特集されていたんです!しかも最近、イギリスのチャールズ国王の戴冠式がニュースで話題になっていました。

そんなタイムリーな出来事と『セシルの女王』のストーリーが重なって、私の中で歴史の知識が鮮明にリンクした瞬間がありました。漫画の中で描かれた出来事が、実際の歴史に基づいていると感じられて、とても感動しました。

エリザベス1世の「ヴァージンクイーン」伝説

この漫画で興味深いのは、エリザベス1世が「ヴァージンクイーン(生涯独身の女王)」として知られているという点です。彼女は結婚せず、生涯をイギリスに捧げたと言われています。そんな彼女を支えたセシルという人物の成長物語が、作品の中心に据えられているのが面白いです。

政略結婚や宮廷内での権力闘争、宗教戦争など、波乱万丈な時代を背景にしているこの物語は、単なる歴史解説ではなく、人間ドラマとしても非常に魅力的です。

作品の楽しみ方

さらに、私が個人的に面白いと思ったのは、この作品を読んだ後に『7人のシェイクスピア』も併せて読むことです。この2作品を読むことで、イギリスの中世から近代にかけての歴史を、まるで自分がその時代を見てきたかのように感じることができます。

『セシルの女王』でエリザベス1世の生い立ちを知り、『7人のシェイクスピア』で彼女が登場する場面に再び触れると、「ああ、またこの女王に会えた!」という気持ちが湧いてきます。歴史を漫画を通じて学べる、素晴らしい組み合わせだと思います。

最後に

現在、『セシルの女王』は全3巻が発売されていて、私は今2巻目を読んでいます。今後の展開がとても楽しみですし、歴史的な事実とフィクションがどう絡み合うのかも興味深いところです。連載はビッグコミック(小学館)で続いているので、次の巻が待ち遠しいですね!

もしまだ読んでいない方がいたら、ぜひこの作品を手に取ってみてください。イギリスの歴史がこんなに面白いとは思いませんでしたよ!

それでは、また次回の感想でお会いしましょう!

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