#35 元SM嬢が語る!SMクラブの現実と働く女性の本音

SMクラブやバーと聞いて、多くの人がイメージするのは非日常的な光景や、強烈なフェチの世界かもしれません。しかし、実際にその世界で働く女性たちはどのような思いを抱えているのでしょうか?今回は、元SM嬢の真理子さんに、SM業界の現実や、働く女性たちの本音について伺いました。

知ってはいるけど知らない世界、その筆頭がSM業界だと思います。SMという単語や世界は知っている、けれどその中身はよく知らない。と、いうわけで元SMの女王様に業界の体験談を聞いて見ました!…知らない単語のオンパレドでした…!

リンク先:https://youtu.be/2jfehIGTkDI

SMクラブとSMバーの違い

真理子さんは、元々SMバーで働いていたと語ります。ここでは、M(マゾ)やS(サディスト)の女性、フェチ系の衣装をまとった従業員たちが接客をするガールズバー形式の場所で、あくまで会話がメイン。緊縛や鞭打ちなども行われますが、性的行為は一切なく、フェチの世界を楽しむ場所です。

一方、SMクラブは実際にプレイを提供する場所で、バーとは全く異なるものだと話します。プレイの内容はお店やお客様のニーズによって異なり、従業員が幅広いスキルを持ってサービスを提供することが求められます。

SM嬢になるきっかけとは?

真理子さんがSM業界に入ったきっかけは、SMバーでの接客を通じて自分が「Mではない」と気づいたことだと言います。

当初はMとして働いていましたが、Sの男性客とのやり取りで不快な思いをしたことが多く、自分はSの方が向いていると感じるようになったとのこと。これが、SMクラブでS嬢として働くことを決意した理由です。

SM嬢の仕事内容とは?

SMクラブでの仕事は、プレイ内容が多岐に渡ります。真理子さんが働いたお店では、打撃系のプレイや、拘束、緊縛がメイン。中でも「ビンタを30分以上続ける」など、体力と技術が求められるプレイもあったそうです。

また、フェチの要素が強いお客様も多く、拘束プレイや特殊なフェチに応じたシチュエーションが設定されることもあります。例えば、真理子さんが語ったエピソードでは、お客様を椅子代わりにして「ティーパーティー」を楽しむという独特なシチュエーションもありました。

SM嬢として働くことの大変さ

「SMのSはサービスのS」とよく言われるように、SM嬢としての仕事は単なる暴力や痛みを与えるだけではなく、相手のニーズを的確に汲み取り、満足させるための高度なスキルが求められます。真理子さんも、90分間お客様を飽きさせずにいじめ続けるためには、言葉の語彙力や想像力が必要だと語ります。

さらに、SM嬢の仕事は肉体的な負担も大きいです。殴る、蹴る、押しかけるといった激しいプレイを続けるため、体力やスタミナが欠かせません。そのため、疲労が溜まることも多く、持続的なキャリアとして続けるのは難しいと感じることもあるそうです。

SM業界で働く女性たちの本音

真理子さんは、SM嬢として働くうちに「自分にはS嬢の役割が合っていない」と気づきました。最初は好奇心から始めた仕事でしたが、次第にその世界に対する興味が薄れ、続けることが難しくなったそうです。

多くのSM嬢が、自分の限界を感じながらも、仕事を通じて多くの変態趣味の顧客と向き合ってきた経験を持っています。

SM嬢の報酬と仕事の価値

SMクラブで働くことの報酬は高いと言われています。例えば、真理子さんのケースでは、90分のプレイで約18,000円の給料がもらえることがありました。これは他の風俗業界と比べても比較的高い報酬です。しかし、その分、精神的な負担も大きいと感じることが多いとのことです。

SM嬢としてのキャリアの終わり

最終的に真理子さんは、SM嬢としてのキャリアを1年足らずで終える決断をしました。その理由は、自分が本来持っていた性格や価値観と、S嬢としての役割に大きなギャップを感じたからです。彼女のように、SM嬢としての仕事を通じて自分の限界や本当の欲求に気づき、他の道を選ぶ女性も少なくありません。


SMクラブやバーで働く女性たちの現実は、一般的なイメージとは異なることが多いです彼女たちは、高いスキルと強い精神力を持ちながら、特殊な環境で働いています。そして、その中で自分自身の価値観や限界に向き合いながら、次のステップへと進む選択をすることも多いのです。

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