#85 漫画「メタモルフォーゼの縁側」ネタバレ感想編:おばあちゃんがボーイズラブにハマった?!芦田愛菜主演で映画化もされたマンガを今さらながら読んでみた
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こんにちは!今回は、川島明さんが番組でおすすめしていた漫画『メタモルフォーゼの縁側』を読んだ感想を紹介します。
この作品は、75歳の老婦人がボーイズラブ(BL)漫画に出会い、女子高生と友情を育んでいく物語です。さらに、この漫画は映画化され、芦田愛菜さんが主演を務めることで話題になりました。それでは、さっそく内容に触れていきましょう。
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目次
『メタモルフォーゼの縁側』とは?
5歳の老婦人・市野井雪が、偶然立ち寄った書店でボーイズラブ漫画に出会うところから始まります。
彼女はその漫画に心を打たれ、やがて書店でアルバイトをしている女子高生・佐山うららと親しくなります。世代を超えた友情が、BLという意外なテーマを通じて深まっていくのが本作の魅力です。
おばあちゃんがBLに?! 年の差を超えた友情が美しい
本作の最大の魅力は、年齢や世代の違いを超えた友情です。75歳の雪がおばあちゃんという立場でありながら、若者の間で人気のBLに心惹かれるシーンは、読者に新鮮な驚きを与えます。
BLが好きというだけでなく、雪はそれを通じてうららと深い絆を築いていきます。この意外な組み合わせが、本作のユニークさと感動を生み出しています。
切なさが漂う、終わりを意識させる視点
雪は、人生の終わりを意識しながらBL漫画を楽しむ一方、うららに新しい視点を与える存在でもあります。
雪がBLの新刊を待つ場面では、「あと何冊読めるのだろうか」といったセリフが登場し、読者にも彼女の切ない心情が伝わります。こうした人生の有限性を意識させる要素が、物語の奥深さを増しています。
友情と趣味を通じた成長
『メタモルフォーゼの縁側』では、趣味を通じて年齢を超えた友情が描かれ、お互いに新しい価値観を学び取っていく様子が丁寧に描かれています。
雪がコミケに挑戦するエピソードもあり、人生の後半においても新しいことに挑戦する勇気が大切だと気づかされる瞬間です。
『メタモルフォーゼの縁側』映画化!芦田愛菜さん主演の注目作品
本作は映画化され、芦田愛菜さんがうらら役を務めます。彼女の瑞々しい演技が、作品の魅力をさらに引き出してくれるでしょう。映画版では、漫画とはまた違った感動が味わえるはずです。
まとめ:人生の切なさと温かさを感じる一作
『メタモルフォーゼの縁側』は、人生の終わりを感じさせつつも、そこに温かさを見いだせる素晴らしい作品です。
75歳のおばあちゃんと女子高生の友情が描かれたこの物語は、読む人に年齢を超えた共感を呼び起こし、日常の中にある小さな奇跡を教えてくれます。ぜひ、映画も合わせて楽しんでみてください!
このブログが皆さんの漫画選びの参考になれば嬉しいです。次回は、もうひとつの川島さんおすすめ漫画『ひらやすみ』についても紹介したいと思います。お楽しみに!