#64 映画「ブルージャイアント」予習編:原作ファンが注目すべきポイントと音楽マンガ映像化の問題点を考える

こんにちは、今週もよろしくお願いします!今日は、2023年2月17日(金)に公開されるアニメ映画『BLUE GIANT』についてお話ししたいと思います。

この作品は、ジャズに情熱を燃やす若者たちの物語を描いた人気漫画が原作です。映画化にあたって、原作ファンとして注目すべきポイントや、音楽マンガの映像化における難しさについて考えてみましょう。

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『BLUE GIANT』とは?

まず、原作『BLUE GIANT』について簡単にご紹介します。この作品は、高校生の主人公・宮本大がジャズに出会い、サックスを始めてプロを目指すという物語です。彼の成長と仲間との出会い、音楽に対する情熱が描かれており、全10巻で第1部が完結。その後も続編の『BLUE GIANT SUPREME』ではドイツ編、さらに『BLUE GIANT EXPLORER』ではアメリカ編へと物語が広がります。

映画では、第1部『BLUE GIANT』の内容が描かれる予定です。原作は10巻ありますが、その中で宮本大が音楽と向き合い、成長していく姿が描かれており、青春の一ページとも言えるようなストーリーが展開します。私も原作をかなり前に読んで、一気に夢中になった記憶があります。

映画化における期待と不安

映画版で特に注目すべきなのは、やはり音楽です。『BLUE GIANT』はジャズがテーマなので、映像化する際に「音楽の表現」が大きな鍵を握ります。音楽を題材にした漫画を映像化する際には、実際にその音楽を鳴らさなければいけないという課題がつきまといます。

過去に音楽を題材にした作品で成功とされるものもありますが、それ以上に難易度が高いのも事実です。例えば、映画『BECK』や『20世紀少年』でも音楽シーンの表現に苦労が見られました。特にジャズは非常に高度な演奏技術と感情表現が必要で、観客に「本物のジャズ」と感じさせることができるかどうかが重要です。

予告編を観てみて

実際に公開された予告編では、映画の音楽がしっかりと流れています。プロの演奏家による音楽で、かなりかっこいい仕上がりになっているようです。

私自身、ジャズについて詳しいわけではありませんが、予告編の音楽には期待感を抱きました。音楽好きな方も、そうでない方も映画館でジャズの迫力を体感できるのではないでしょうか。

音楽ファンとして、何を楽しむべきか?

音楽マンガを映像化する際、原作ファンとしては「音楽シーン」がどう表現されているかが気になるところです。しかし、必ずしも細かい部分に注目しすぎず、映画全体を楽しむ姿勢が大事だと感じています。特に原作の名セリフや宮本大の情熱、仲間たちとの絆は、漫画を読んでいない方でも心に響くはずです。

また、映画ではサウンドシステムにも注目してみてください。大きなスクリーンで迫力ある音楽を体感することができるのは映画ならではの醍醐味。映画館の音響環境でジャズを楽しむという点でも、大いに期待できる作品です。

最後に

『BLUE GIANT』は、音楽だけでなく、青春や挑戦といったテーマも含まれた作品です。ジャズという音楽ジャンルに興味がない方でも、主人公たちの熱い情熱や成長に共感できるのではないかと思います。

原作ファンとしては、映画がどのように『BLUE GIANT』の世界観を表現しているのか非常に楽しみです。映画公開が待ち遠しいですね!

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