#128 映画「ゴールデンカムイ」ネタバレ感想編:原作マンガ○巻まで描いてるけど、それが生み出す大問題?!

映画好きの2人が映画「ゴールデンカムイ」について話しています。

目次とチャプター

  • 0:00 映画「ゴールデンカムイ」の客入りの様子
  • 1:30 マンガとアニメどこまで見てるか
  • 2:40 久保茂昭監督と邦キチ! 映子さん
  • 4:15 壮大な雪山の圧倒的ビジュアル
  • 6:00 アクションとギャグシーン
  • 7:45 フード描写とアイヌ描写の力の入れ具合
  • 10:30 今作は原作マンガ○巻までいきました!
  • 12:20 エピソード2&3の予想
  • 16:50 興行収入と海外ウケはするか?
  • 18:00 クマ狼ウマの動物がスゴい!
  • 20:00 コスプレに見える問題とキャスト
  • 23:10 映画「二百三高地」を見れば陸軍第七師団の精神的背景が分かる説
  • 29:00 プライベートライアンと特攻隊のデジタルアーカイブ
  • 31:00 丁寧な映画と見るか鈍重な映画と見るか
  • 33:10 映画「ゴールデンカムイ」がオススメな人

ざっくり感想

今回は新年一発目として映画「ゴールデンカムイ」を観てきました。

公開日は1月19日(金)〜で、初日から入場者が多く驚きました。私が観た回は夕方4時頃で、予想以上に入っており、平日のピーク外れであったにも関わらず、7~8割ほど埋まっていました。

マンガとアニメの視聴状況

私はゴールデンカムイの原作マンガをすべて読み、アニメも全エピソードを視聴しました。

海外の反応も一緒に楽しんでいるので、延べ5周ぐらいはしていることになると思います。

久保茂昭監督と邦キチ! 映子さん

映画の監督は久保茂昭監督で、映画「HiGH&LOW」シリーズの監督して有名です。

「HiGH&LOW 」は「邦キチ! 映子さん」シーズン9でも登場します。

壮大な雪山の圧倒的なビジュアル

映画の印象的な点は、雪山のビジュアルでした。

冒頭の203高地戦からのギャップもあり、北海道の大自然が美しく描かれていました。

スキーやスノボをしている時に感じた、圧倒的な自然の中にいる感覚を思い出しました。

リアリティと美しさが相まって印象的でした。

映画はマンガ原作の何巻までを描いたか

映画は原作3巻の4分の1程度まで進みます。

言い換えると2巻とちょっと小樽での第7師団と戦闘の少し後まで進みます。

具体的には第20話までが実写化されています。

これに関連して、大きな問題点が浮かび上がっています。

映画1本で20話分進む。

原作マンガは全31巻で全314話

単純計算すればエピソード15まで必要ですが、それは現実的ではありません。

今後の映画はどうやって構成していくのか注目です。

映画「ゴールデンカムイ」のエピソード2&3の予想

映画「ゴールデンカムイ」のエピソード2&3について予想してみました。

今作のペースで映画をすすめるとエピソード10以上必要になるので、刺青人皮集めは省略して、エピソード3で最終決戦を描くと思います。

映画「ゴールデンカムイ」の興行収入と海外ウケはするか?

映画「ゴールデンカムイ」の興行収入や海外での評価について。

原作のテーマやストーリーが国際的に受け入れられると感じました。特にアメリカはネイティブアメリカンとの関係と似ているので、共感を持たれる可能性もあります。

映画「ゴールデンカムイ」のコスプレに見える問題

公開前には映画「ゴールデンカムイ」のコスプレに見える問題が指摘されました。

キャラクターの衣装や外見に関する批判も一部ありましたが、これについては事前に覚悟しておけば大丈夫です。

映画「ゴールデンカムイ」のキャスト

映画「ゴールデンカムイ」のキャスト陣には有名な俳優たちが出演しています。

舘ひろしや新田さんなど、個性的で豪華な面々が揃っています。また、新たな俳優たちも登場し、彼らがどのような演技を見せてくれるのかが期待されます。興行収入だけでなく、彼らの演技力も注目ポイントです。

第七師団と日露戦争

ゴールデンカムイで描かれる最大勢力として、鶴見中尉率いる第七師団があります。

ゴールデンカムイだけを読んでいると、第七師団の団員が共有している想いがよくわからないかもしれません。

満州が実質的に日本の地であれば、彼らの骨は日本で眠っているのだ

という鶴見中尉のセリフからわかる様に、第七師団のメンバーは、日露戦争で死んでいった戦友たちが眠る満洲を日本領とすることを目的として集まっています。

なぜこの理念に多くの軍人が賛同するのか?

それを理解するには日露戦争で行われた、激しい戦闘を知らなければなりません。

日露戦争と203高地

その良き教材となるのが“二百三高地”戦です。

日露戦争の勝敗の分かれ目とも言われる陸上戦で、多くの作品で登場します。

最近では司馬遼太郎原作の「坂の上の雲」の実写化が有名です。

NHK版「坂の上の雲」第11話が203高地戦です。

他にも、203高地戦だけを中心に描いた映画「二百三高地」もあります。

これらの作品を見ると、戦争の激しさはもちろん、ある種の運命共同体として軍人が共有した魂の片鱗を感じることができます。

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