#79 映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」早速見てきたネタバレ感想編:興行収入1000億円は伊達じゃない?!
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*一部ネタバレが含まれますのでご注意ください
映画好きの2人が映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」を初日鑑賞した感想を話しています。
YouTube版:https://youtu.be/7dI79LL5Ymc
映画本編はこちら
予習編はこちら
以下は書き起こしの要点をまとめたテキストです。
ナッシーのマリオブラザーズムービー感想
皆さん、こんにちは。なしこんにちは。本日もよろしくお願いします。今日は、『スーパーマリオブラザーズムービー』を見てきたので、観賞直後の感想についてお話ししたいと思います。
実際に1時間も経っていないので、まだ新鮮な印象です。
まあ、とにかく面白かったです。楽しめました。
よかった点1つ目はキャラクターのかわいさです。
今回の映画に登場するキャラクターが全員、かわいいデザインになっていることです。これは、スタイリッシュで素晴らしい。
任天堂のキャラクター自体がかわいいのはもちろんですが、『ミニオンズ』の制作経験が反映されているように感じました。
2つ目は、映画で使用された音楽です。映画を見た私にとって使われた音楽は馴染み深いものばかりでした。何百回も何千回も聞いた音楽のアレンジ版で、それを聞いた瞬間、安心感を覚えました。
ほぼすべてがマリオシリーズの曲だったことが嬉しかったです。
そして3つ目は、ファンサービスというところでしょうか。映画には、オリジナルのキャラクターは出てきませんでしたが、マリオシリーズのファンには楽しめる要素がたくさんありました。
どこかアトラクションに乗っているような感覚でした。
智蔵のマリオブラザーズムービー感想
私の結論としては、めちゃめちゃ楽しかったです。事前情報で、観客は良いけど批評家からはちょっと...みたいな記事を見て、正直舐めていました。
基本全部良かったんですが、特に良かったのは作品全体に流れていたテーマ。
開始30分ぐらいから始まる修行シーン。あそこで泣きそうになりました。
今回の作品を通して、子供だけじゃなくて大人になった人も楽しめるメッセージが説教臭くない範囲で入っていたと思います。
そこに通底していたテーマは「勇気を出そう」だと思います。
修行シーンでも、マリオがルイージを助けるために、危険を承知で何度も勇気を振り絞るという場面があります。私自身は、頑張っている人を見ると涙が出そうになります。
だから、ちょっと甲子園も見られない。笑
マリオはもちろん、いつもマリオ兄さんの裏に隠れてるルイージも、最後は勇気を出す。
ちゃんとブラザーである意味がありました。
ゲームの不自然さを自然に映画に入れる手際の良さ
巧みだなと思ったのが、私たちが知っているゲームのマリオを自然な形でストーリーに盛り込んだ部分です。
例えば横スクロールのゲームは不自然な状況だし、ドンキーコングも不自然なシチュエーションです。
それを修行やコロシアムでの試合といった形で自然と盛り込む、マリオカートは移動シークエンスにする。周りの状況をストーリーにうまく落とし込む方法は本当に見事だと思います。
魅力的なキャラクターたち
それぞれのキャラクターも個性的に描かれていました。
「おてんばピーチ」と勝手に名前つけましたが、ピーチが単に守られているだけではなく、戦うキャラクターとして活躍しているという点は多くの人が指摘するでしょう。
ただマリオRPG既プレイ勢からすると、戦うピーチは馴染み深いです。
ピノキオは他とは違う異端者として、クッパは魅力的で芸達者な悪役として描かれていました。
特にドンキーは頼りになる相棒であり非常に魅力的なキャラクターとして描かれていました。彼の人(猿)柄に惹かれる人も多いでしょう。
ドンキーは、今まであまり掘り下げされてこなかったという意味で、この映画の魅力の一つだと思います。
ルマリーにスパイク:オールドファンへの配慮
3番目のポイントは、オールドファンに対する配慮です。
例えば、ネガティブなことを言う青いキャラクターが登場しますが、彼は「マリオギャラクシー」に出てきたの「よろずやチコ」あるいは「ルマリー」というキャラクターです。
彼はマリオに関わるの実に10年ぶりらしいです。
次に、マリオ最初期のマリオのライバルである「ブラッキー」こと「スパイク」というキャラも登場します。
彼は「レッキングクルー」というゲームに登場しました。意味は「解体屋」的な感じでしょう。
オールドファンにとっては、このようなキャラクターが登場することは、彼らが懐かしんでいる古いゲームを思い出すことができ、満足度が高かったでしょう。
まとめ
この映画のテーマには勇気があり、諦めない精神が反映されていると思います。
ゲームをプレイする際に何度も挑戦してクリアすることで得られる感覚と、この映画のテーマが重なると感じます。
私はゲームがあまり上手ではないため、諦めないことの大切さを改めて感じました。
映画の中で、主人公たちが自分たちで作った映像を見て勇気を取り戻すシーンがあるのですが、これは非常に印象的でした。そこから物語が展開していくので、このシーンが映画の中で重要な意味を持っていると思います。
私はこの映画を映画館で観ることをおすすめします。この映画はエンターテイメント性が高いため、失敗を避けたい最近の観客にも安心してオススメすることができます。
本日もありがとうございました!