#81 映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーvol.3」ネタバレ感想編:シリーズを締めくくる最高の完成度!
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こんにちは!今回は、待望の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」のネタバレ感想をお届けします。この記事では、映画の魅力をお伝えしつつ、シリーズのファンにとって最高の完成度を持つ本作について語ります。ぜひ、最後までお付き合いください。
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目次
公開初日の熱気!観客の反応は?
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」を公開初日に観てきました。朝8時の回というかなり早い時間帯にも関わらず、劇場はかなりの混雑。
ゴールデンウィーク中ということもあり、多くの観客が一斉に集まりました。これほどの早い時間でも満席に近い状況だったのは、本作がいかに期待されていたかを物語っています。
シリーズを追ってきた人には必見!単独でも楽しめる内容
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」は、過去2作品を観ていなくても楽しめる作品です。もちろん、シリーズを追っている人なら感動が倍増しますが、単独でも十分面白い内容になっています。
過去のキャラクター関係が大事なシーンは少なく、むしろロケット・ラクーンの過去や成長に焦点が当たっています。
映画の魅力その1:素晴らしい音楽セレクション
ガーディアンズシリーズといえば、音楽が大きな魅力のひとつ。今回も例外ではなく、冒頭のシーンから素敵な曲で始まります。
特に、私の大好きな曲が流れたときは感動的でした。シリーズを通して、音楽がシーンの感情を高め、観客を物語に引き込む役割を果たしています。
このシリーズの冒頭には、名曲とともに始まるという演出がありますが、今作は私が好きな曲の一つ「creep」でした。
この曲は、私のベスト映画の一つ『ソーシャル・ネットワーク』でも使われているのですが、劇中で1回も流れないのに予告編で使われている曲です。
また、映画の最後の曲も素晴らしく、感動的でした。
映画の魅力その2:感動的なテーマと温かさ
二つ目に挙げられる点は、テーマ性です。私たちが実現すべき大きな目標である「持続可能な開発目標(SDGs)」味を感じました。
SDGsには「誰もが取り残されない社会の実現」という大きなテーマがありますが、それがドストライクに盛り込まれていました。
Vol.1では仲間同士の絆が、Vol.2では家族のような関係が、そしてVol.3ではそれらが混ざり合ったような印象がありました。
本作では、これまでの「仲間」や「家族」というテーマがさらに深く描かれています。観終わった後にホッと心が温まるような感覚は、このシリーズならでは。特に今回は、ロケットの過去が明かされることで、彼のキャラクターに対する理解と共感が深まります。
映画の魅力その3:迫力あるビジュアルとユーモア
三つ目に挙げられる点は、最後の決戦の勝利のロジックが良かったことです。この映画では、勝利するための合理的な方法が暗示されており、私はこの点が非常に好きでした。
勝つために単に根性を出すだけの作品もありますが、この映画では合理的な手段を用いた勝利が描かれており印象的でした。
ガーディアンズシリーズの特徴的なCG表現も健在で、宇宙の広大さやユニークなキャラクターたちの動きがリアルに描かれています。また、シリアスな場面でも絶妙なタイミングで笑いを入れるユーモアが、この映画をさらに楽しませてくれます。
CG表現の部分に少し違和感を感じる場面もありましたが、全体としては十分に楽しめるクオリティです。
ロケットの過去に迫る感動的なストーリー
本作の中心は、ロケットの過去と成長にフォーカスされています。物語は、ロケットが重傷を負い、彼を救うために彼の創造主に立ち向かうというストーリーラインで進行します。
彼の悲しい過去や、それを乗り越えた成長が感動的に描かれており、観客の心に強く響きます。
シリーズを締めくくる見事なラスト
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」は、シリーズの集大成ともいえる作品です。Vol.1、Vol.2で築き上げられてきたキャラクターたちの絆が最高潮に達し、観客に感動と満足感を与えます。
特にラストのシーンでは、これまでの物語が全て繋がり、シリーズを通して観てきたファンにとって感慨深い結末となっています。
ジェームズ・ガン監督の復帰と未来への期待
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」は、ジェームズ・ガン監督が一度降板した後に復帰して完成させた作品です。
ガン監督の手腕が、このシリーズの成功には欠かせないものであったことが改めて感じられます。さらに、ガン監督が今後DCユニバースの映画にも関わることから、今後の作品にも期待が高まります。
まとめ:シリーズファンも初見の人も楽しめる傑作
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」は、シリーズのファンにとっては感動的で、初めて観る人にとっても十分楽しめる作品です。音楽、テーマ、キャラクターの成長、そしてユーモアが絶妙に組み合わさり、映画としての完成度が非常に高いです。まだ観ていない方は、ぜひ劇場で体験してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!