#148 映画「マッドマックス フュリオサ」ネタバレ感想レビュー:時系列から興行収入まで初週の評価を一気に紹介!
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映画好きの2人がジョージミラー監督映画「マッドマックス フュリオサ」を観た感想を話しています。
目次とチャプター
- 0:00 マッドマックス全5作品と公開初日の様子
- 5:00 マッドマックスは言葉がわからなくても楽しめる!
- 8:00 ネタバレ開始:全体のストーリー
- 12:00 ここが見どころ!ディメンタス将軍vsイモータンジョー
- 17:00 警護隊長ジャックとフュリオサ
- 20:00 フュリオサの美しさが隠しきれてない問題
- 23:30 ディメンタス将軍の乗り物と側近ピエロ
- 26:00 最後の戦いとラストシーン
- 28:50 ウォーボーイズの魅惑はどこにあるか?
- 31:00 貴重な燃料を無駄に使う楽器隊
- 32:50 公開初週の興行収入と米国特有の祝日
- 36:15 一見成功なのになぜ興行失敗と言われるのか?
- 40:05 批評家と映画サイトの評価
- 45:00 デットプールとハイキュー
あらすじ
世界の崩壊から45年。
暴君ディメンタス将軍の率いるバイカー軍団の手に落ち、故郷や家族、すべてを奪われたフュリオサは、ディメンタス将軍と鉄壁の要塞を牛耳るイモータン・ジョーが土地の覇権を争う、狂気に満ちた世界と対峙することになる。
狂ったものだけが生き残れる過酷な世界で、フュリオサは復讐のため、そして故郷に帰るため、人生を懸けて修羅の道を歩む。
「マッドマックス」シリーズ一覧
初代マッドマックスは1979年に公開、その後3作目のマッドマックスサンダーストームからマッドマックス怒りのデスロードまで
1作目:マッドマックス(1979年)
2作目:マッドマックス2(1981年公開)
3作目:マッドマックス/サンダードーム(1985年)
4作目:マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年)
5作目:マッドマックス: フュリオサ(2024年)
「怒りのデスロード」と「フュリオサ」時系列
公開順は、
「怒りのデスロード」➡️「フュリオサ」
ですが、時系列的には
「フュリオサ」➡️「怒りのデスロード」
です。
どちらを先に見てもいいですが、敢えてオススメするとすれば、
公開順の「怒りのデスロード」➡️「フュリオサ」がオススメです!
オープニング興行収入
オープニングの興行収入は北米で3,200万ドル、その他地域で5,880万ドルでした。
マッドマックス: フュリオサ興行収入(2024年5月30日時点)
オープニング:北米3,200万ドル・その他5,880万ドル
5月30日時点:北米3,720万ドル・その他3,280万ドル
=全世界7,000万ドル
現在のレートだと北米だけで50億円を超える成績ですが、
1.ミレニアムデーを含む週末では振るわない成績
2.前作と比べられる
以上の理由で辛め?のコメントも寄せられています。
映画コンサルティング会社Franchise Entertainment Research
「素晴らしいレビューと観客スコアにもかかわらず、弱いオープニングとなりました」
TheWrap誌
「たとえ『マッドマックス: 怒りのデス・ロード』のオープニング成績 (4,500万ドル) に達していたとしても、『フュリオサ』は『ワイルド・スピード』やディズニーのリメイク映画のような大金を生む作品になることは当初から期待されていませんでした。」
「マッドマックス怒りのデスロード」の興行収入
比較される前作「怒りのデスロード」の興行収入は以下のとおりです。
マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年)興行収入
オープニング:北米4,540万ドル
最終興行収入:北米1億5,430万ドル・その他2億2,610万ドル
=全世界3億8,040万ドル
評価や批評コメント
様々な媒体や専門誌に批評家のコメントが寄せられています。
まずは好意的な意見。
RogerEbert.com「史上最高のプリクエルの一つ」
Deadline Hollywood「『マッドマックス』シリーズの中で最高の脚本」
The Guardian「圧倒的に説得力のあるアクションヒロイン」
Empire誌「フュリオサが持つ芯の強さと、もろい人間らしさのバランスを完璧に表現している」
一方批判的には意見もあります。
Variety誌「気取り、フランチャイズの過剰」
BBC「プロットが蛇行していて消耗させられる。砂漠、爆発、不快感を与えるほどサディスティックな暴力にすぐにうんざり」
Time誌「私たちを楽しませようとしているのに、苦痛を感じる」