#174 映画「ウィキッド ふたりの魔女」ネタバレ感想編:舞台版未鑑賞、完全初見でミュージカル苦手マンが見に行ってもめっちゃ楽しめた「オズの魔法使い」前日譚!

皆さん、こんにちは!人生初の「ウィキッド」を鑑賞し、その興奮冷めやらないうちに感想をシェアさせていただきます!

「ウィキッド」とは?

「ウィキッド」は、不朽の名作「オズの魔法使い」の前日譚を描いたミュージカル作品です。舞台版は世界中で大ヒットし、劇団四季による日本公演も長年愛されています。

今回鑑賞したのは、待望の映画版「ウィキッド ふたりの魔女」。3月7日の日本公開に先駆け、一足早く鑑賞する機会を得ました。

舞台版と映画版、それぞれの魅力

「ウィキッド」の舞台版は、その壮大なスケールと感動的なストーリーで多くの観客を魅了してきました。映画版では、舞台版の魅力を最大限に引き出しつつ、映像ならではの表現でさらに深化した世界観が描かれています。

事前知識ほぼゼロでも楽しめる!

実は私、「ウィキッド」の世界観に触れるのは今回が初めて。事前に知っていたのは、劇団四季が上演していたことや、緑色の魔女が登場することくらい。事前情報はほぼゼロの状態でした。

とはいえ、「オズの魔法使い」の前日譚であることは知っていたので、あの有名な物語との繋がりを意識しながら鑑賞しました。

映画版ならではの壮大な世界観に圧倒

本作は、大ヒットミュージカル『ウィキッド』を映画化した作品であり、『オズの魔法使い』の前日譚としても知られています。日本公開は2024年3月7日ですが、アメリカではすでに話題沸騰!

映画は、2時間40分と長編でしたが、ミュージカルシーンが多く、歌が好きな方にはたまらない作品だと思います。ただ、ミュージカルがあまり得意ではない私でも、物語に引き込まれる展開で、2時間40分があっという間に感じられました。

ストーリーは、子供向けというよりは、大人も楽しめるような深いテーマが描かれていました。特に、善と悪の境界線や、友情の大切さなど、考えさせられるシーンがたくさんありました。

映画館では、家族連れが多く、子供たちも楽しんでいる様子が印象的でした。

全体的な感想としては、予想以上に楽しめた作品でした。舞台版とはまた違った魅力があり、映画ならではの壮大な世界観に圧倒されました。

キャストと演技

主演を務めるのは、人気シンガーのアリアナ・グランデと実力派女優のシンシア・エリヴォ。

アリアナ・グランデは、グリンダ役としてその歌唱力を存分に発揮しており、カメラワークや演出も彼女の歌声を際立たせる工夫が施されていました。

また、ミシェル・ヨーが魔法学校の校長役で登場。彼女の圧倒的な演技力が映画の重厚感をさらに高めています。

この映画に出演しているキャストについて、私はほとんど知りませんでした。予告編を見たときは、アメリカの港区女子のような人が主演をしているなという印象でした。

しかし、後で調べてみると、その主演はアリアナ・グランデという有名な歌手だったことがわかりました。彼女の歌が上手いのは当然だと思いました。

キャストの魅力と舞台裏

この映画に出演しているキャストについて、私はほとんど知りませんでした。予告編を見たときは、アメリカの港区女子のような人が主演をしているなという印象でした。

しかし、後で調べてみると、その主演はアリアナ・グランデという有名な歌手だったことがわかりました。彼女の歌が上手いのは当然だと思いました。

映画のテーマとしては、差別や多様性などが挙げられると思います。

エルファバは才能ある魔法使いで、アリアナ・グランデ演じるグリンダは、美貌はあるもののエルファバほどではありませんでした。

2人の葛藤としては、エルファバは出自によって差別されていることや、自分のせいで妹が足不自由になったことなどが挙げられます。

一方、グリンダは周囲からの評価ばかりを気にしているという点が描かれています。

2人は友情を育んでいきますが、その過程はミュージカルパワーで、冷静に考えると「なぜ?」と思うような部分も、映画を見ているときは気になりませんでした。

この映画を一番楽しめるのは、おそらく舞台版を見ている人でしょう。舞台には映像的な限界がありますが、映画ではそれを補完することができます。

映画のチケットを買うときに驚いたのですが、アメリカでは合唱上映というものがあるようです。観客が一緒に歌う上映会で、熱狂的なファン向けだと思いました。

日本でもアナ雪などで合唱上映が行われているようですが、アメリカの合唱上映はさらに盛り上がりそうです。

楽曲について:心に残る名曲の数々

この映画には有名な歌がたくさんあるようで、合唱上映があるのも納得です。

おそらくメインの曲が一番人気だと思うのですが、私はまだどの曲が人気なのかよくわかっていません。

一番良かった曲:「ポピュラー(Popular)」

一番良かった曲は「ポピュラー(Popular)」でした。初めて聴いた曲でしたが、頭に残るメロディーでした。

この曲が流れるシーンは、エルファバがまだ垢抜けない女の子として描かれている中で、アリアナ・グランデ演じるグリンダが、彼女をプロデュースして人気者にさせようとする場面です。

グリンダは、これまで自分の力で生きてきたエルファバに、自分の得意技を使ってあげようとします。

このシーンは、2人の友情が育まれる象徴的な場面であり、「ポピュラー」という曲も相まって、非常に感動的なシーンでした。

映画の中の小ネタ:舞台版ファン必見!

映画の中には、ちょっとした小ネタも仕込まれています。

例えば、途中でグリモアの歴史を歌う魔法使いが2人出てくるのですが、この2人は最初に公開された舞台「ウィキッド」で、エルファバとグリンダを演じた人たちだそうです。

エルファヴァ役がイディナ・メンゼル。

グリンダ役がクリスティン・チェノウェス。

2人の登場シーンも素晴らしいシーンでした。

このような小ネタを知っていると、映画をより楽しむことができます。

オリジナル舞台版のお二人はこちら

コメント欄もお二人を懐かしむ温かいコメントで溢れています。

字幕はありませんが、新旧主演4人の共演映像もあります。互いのリスペクトに溢れた非常に素晴らしい共演映像です。

ストーリー展開:善と悪の境界線

学園パートでは、エルファバとグリンダは友情を育みます。その後、2人はオズの偉大なマジシャンから招待を受けますが、オズと対立することになります。

オズは権力側なので、エルファバの言うことを聞かないなら悪い魔女認定し、指名手配します。エルファバは覚醒し、物語はそこで終わります。

エルファバがオズにとって重要だったのは、グリモアという書物を読めるのがエルファバだけだからです。

グリモアは古代文字で書かれており、読解できないものですが、エルファバは何かわからないけど読めてしまう力を持っていました。

エルファバがグリモアを開いたページには、「周りに流されるキャラがいる」と書かれており、それがオズの魔法使いに登場するカカシ、ブリキ男、ライオンにつながる伏線になっています。

オズの魔法使いでは、動物虐待のような時代の流れがあり、学校ではヤギの先生がいましたが、体制側の意向で動物は学校から排除されるようになります。

エルファバは、動物実験の対象になっているライオンの子供を助けるために、全員を眠らせて逃がします。このライオンが、後のオズの魔法使いに登場する勇気のないライオンになるのだろうと思われます。

一番面白かった話:恋の四角関係と舞台裏

今回、恋の四角関係のような話がありました。

アリアナ・グランデ演じるグリンダは港区女子のようなタイプで、好きな男の子がいます。しかし、その男の子はグリンダには見向きもせず、IT社長のような男性に尻尾を振るような展開があります。

一方、グリンダに好意を寄せている少し垢抜けない男の子がいます。

この男の子を演じているのが、イーサン・スレイターという俳優です。

映画の中では、グリンダに全く相手にされなかった彼が、現実世界ではアリアナ・グランデとW不倫の末に結婚したという話が、非常に面白いと思いました。

この話は、映画の撮影時期と重なっている可能性があり、ワイドショーでも盛り上がっているようです。

アリアナ・グランデとイーサン・スレイターのW不倫

映画の中でアリアナ・グランデ演じるグリンダは、イーサン・スレイター演じる男の子に全く見向きもしませんが、現実世界では2人がW不倫の末に結婚したという話が、非常に話題になっています。

この話は、映画の撮影時期と重なっている可能性があり、アメリカのワイドショーでも大きく取り上げられているようです。

日本で同じようなことがあれば大騒ぎになると思いますが、アメリカでは比較的寛容なようです。

まとめ:映画館で「ウィキッド」を体感しよう!

今回は、映画の裏話的な部分についてお話しました。

アリアナ・グランデとイーサン・スレイターのW不倫の話や、映画に隠された小ネタなど、映画本編とはまた違った面白さがあると思います。

ぜひ、映画館で「ウィキッド ふたりの魔女」をご覧ください!

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