#137 映画「落下の解剖学」ネタバレ感想編:取るならアカデミー賞脚本賞?!犯人がわかっても作品の良さは変わらない!

映画好きの2人が映画「落下の解剖学」について話しています。

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映画好きの2人が映画「落下の解剖学」について話しています。アカデミー賞受賞作品感想まとめ:https://youtu.be/xCFic91JGA0▶️目次とチャプター0:00 ネタバレなし感想2:5…

目次とチャプター

あああ

  • 0:00 ネタバレなし感想
  • 2:50 オススメできない人
  • 5:00 独特な視点
  • 7:20 アカデミー賞を取るなら脚本賞
  • 9:00 【ネタバレ開始】あらすじ
  • 11:05 落下の解剖学の面白ポイント
  • 13:15 誰に感情移入するか
  • 15:55 万国共通の家庭の問題
  • 19:15 映画のオチとラスト
  • 20:35 各国の法廷あるある
  • 23:30 オススメしたい人
  • 25:50 アカデミー賞ノミネートの瞬間
  • 27:25 SHOGUNとアメリカンフィクション
  • 29:10 最近読みたい本「超常現象の科学」

あらすじ

フランスの人里離れた雪積もる山荘で、1人の男が不可解な転落死を遂げる。その後、ドイツ人作家の妻サンドラが殺人容疑で逮捕され、裁判が始まる。

裁判では、サンドラと夫との確執や死の前日の激しい争いが明らかにされる。唯一の証人である11歳の盲目の息子は、真実を隠しているのか?

感想

映画「落下の解剖学」は、法廷劇というよりもむしろ会話劇として観客を引き込みます。傍聴人視点で物語が進むこの作品は、脚本の質が高く、脚本賞にノミネートされるだけの価値があります。観客は誰に共感するか、誰が嘘をついているのかを考えさせられます。

特に夫婦喧嘩のシーンは圧巻であり、人間ドラマとしての見どころも十分にあります。しかし、真実は最後まで明かされず、観客は終了後も考えさせられるでしょう。

この映画は、真実とは何かを問いかける作品です。法廷での証言は必ずしも真実とは限りませんし、登場人物たちの言葉の裏にはそれぞれ思惑があります。観客は、様々な情報を見極めながら、自分なりの真実を見つけることになります。

独特な視点と緊張感

この映画は、観客を傍聴人として裁判に引き込むような独特な視点で展開されます。法廷でのやり取りや証言を聞きながら、観客は誰が真実を語っているのか、誰が嘘をついているのかを判断していくことになります。

主演のザンドラ・ヒュラーをはじめ、出演者たちの演技は非常に力強く、観客を物語に引き込みます。特に、サンドラの息子を演じるミロ・マシャド・グラネールの演技は、観る者の心を揺さぶります。

おすすめしたい人

この映画は、法廷ものやミステリー映画が好きな人におすすめです。ただし、一般的なミステリー映画のように、明確な答えが提示されるわけではありません。真実とは何かを考えながら、じっくりと観賞したい作品です。

「落下の解剖学」はフランスの法廷ものであり、3カ国語が飛び交います。また、アカデミー賞5部門にノミネートされ、監督の喜び動画が話題となりました。

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