#133 アカデミー賞ノミネートも発表されたし2024年の春に注目の映画を予習しよう!哀れなるものたち・ボーはおそれている・落下の解剖学・アメリカンフィクション・関心領域・夜明けのすべて
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皆さんこんにちは!今日は2024年春に注目の映画を一足先にご紹介します。アカデミー賞のノミネートも発表され、話題の映画が次々と出揃ってきましたね。
これから公開される作品も含め、2月から3月にかけて楽しめそうな映画をピックアップしてみました。中には既に公開されているものもありますが、どれも見逃せない作品ばかりです。
早速チェックしていきましょう!
目次
1. 哀れなるものたち (Poor Things)
2024年1月26日に公開されたこの作品、監督は『ロブスター』や『女王陛下のお気に入り』で有名なヨルゴス・ランティモス。主演はエマ・ストーンで、彼女が演じるのは一度命を絶った後、天才外科医により胎児の脳を移植され蘇った女性、ベラ。彼女は新たな目で世界を探求し、冒険に出る物語です。
アカデミー賞では11部門にノミネートされており、監督賞も含まれています。予告編を見る限り、奇抜で美しい映像美に圧倒されます。物語の深みも感じられるので、非常に期待できる作品です。
2. ボーはおそれている (Beau is Afraid)
アリ・アスター監督によるこの作品は、奇妙で不安な体験を描くダークコメディ。ホアキン・フェニックスが演じるボーは、些細なことにも怯える男。しかし、母の死をきっかけに日常が一変し、彼の旅は現実と妄想が交錯する奇妙な世界へと突入します。監督の前作『ミッドサマー』や『ヘレディタリー』を思わせる独特の恐怖感があり、ただのホラーとは一味違った作品となりそうです。怖いもの好きの方にはぴったりかもしれません。
3. 落下の解剖学 (Anatomy of a Fall)
こちらもアカデミー賞で注目を集めている作品で、主演女優賞や脚本賞にもノミネートされています。物語は、雪山の山荘で起きた不可解な転落死を巡る法廷サスペンス。
妻であるベストセラー作家サンドラが、夫殺しの容疑をかけられ、息子と共に事件の真相を追う展開です。緊張感あふれる法廷劇と家族の隠された秘密が絡み合い、見応えのある作品に仕上がっていること間違いなしです。2月23日に公開予定なので、ぜひチェックしてみてください!
4. アメリカンフィクション (American Fiction)
アカデミー賞でも注目されているコメディ・ドラマ『アメリカンフィクション』。まだ詳細は明らかにされていませんが、アメリカの文壇や社会問題を風刺した作品で、観客を笑いと同時に考えさせられる内容が期待されています。
こういった風刺的なテーマの映画は、シニカルでありながらも深いメッセージが込められていることが多く、公開が待ち遠しいですね。3月1日に公開予定です。
5. 関心領域 (Zone of Interest)
戦時下のホロコーストをテーマにしたこの作品は、家族の平穏な生活とアウシュビッツ強制収容所の恐怖という対極的な状況を描き、見る者に深い衝撃を与える作品です。
緊張感が続く中で、日常の無情さや歴史の悲劇が浮かび上がるように描かれており、2024年の最も重厚な作品の一つになるでしょう。
6. 夜明けの全て
いかがでしたか?これらの映画は2024年のアカデミー賞でも大きな話題を呼ぶこと間違いなしの注目作です。映画館に足を運んで、一足先に話題作を楽しんでみてください!