#187 映画「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」ネタバレ感想編:復習不要!トム・クルーズは「最高の玉ヒュン映画」でまだまだ走り続ける
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皆さん、こんにちは!ついにこの日が来ましたね。『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作『ファイナル・レコニング』の公開初日を迎えました!
「デッドレコニング PART TWO」からタイトルがサプライズ変更された本作。私は公開初日の5月23日に、さっそく有給を使って劇場へ駆けつけました。普段は貸し切り状態の映画館も、この日は予想以上の観客で賑わっていて、その期待値の高さが伺えました。
先行上映もあったおかげで、一足先にこの壮大な物語を体験できたのは幸運でした。
目次
最高の玉ヒュン映画!
この映画を一言で表現するなら、まさに最高の玉ヒュン映画です。
シリーズ全作を見返したという友人のナッシーさんは、「すごくわかる気がする!」と同意してくれました。彼女は、映画を見る前に「シリーズの繋がりが深いから、全作見直した方がいい」という記事を読み、真に受けて1週間で7本も鑑賞してから臨んだそうです。その甲斐あってか、彼女は「復習して良かった、特に初代の1作目(1996年公開)だけでも見返すといい」と熱弁していました。
確かに今回の作品は、直前の『デッドレコニング PART ONE』はもちろん、初代作品との繋がりも深いと感じました。1作目の公開から29年目にあたる本作が、初代と同じ5月に公開されたのは、単なる偶然ではないのかもしれませんね。
あなたの「マイ・ベストM:I」は?

シリーズ作品はそれぞれに魅力がありますが、私のお気に入りは3作目、4作目、そして5作目です。特に『ゴースト・プロトコル』は、ドバイのブルジュ・ハリファを登るあの伝説的なシーン、そしてその後にトムが必死に走る姿が最高に好きなんです!
「頑張れ、イーサン!走れ、トム!」と心の中で叫んでしまいますね。
純粋に「気持ちよくなれる」という意味では、このあたりの作品が一番だと思います。また、映画としての完成度という点では、絶望から始まる3作目が群を抜いていると感じました。
無理に過去作は復習しなくてOK!
シリーズものは「復習必須」と言われることが多いですが、実はそこまで気にする必要はないと私は考えています。
ミッション:インポッシブルは、もうお祭り映画なんです。トム・クルーズの限界を超えたアクションと、彼の魅力的な笑顔を楽しむ。そんな“決まったもの”を楽しむ気分でOKなんです
私は『スター・ウォーズ』を途中?のエピソード1から見始めましたが、それでも十分楽しめました。人間、何となく物語は理解できるものです。
だから、『ミッション:インポッシブル』も「イーサン・ハントというすご腕エージェントが、不可能なミッションを解決する」という基本だけ押さえておけば、どこから見ても楽しめるはずです。
まさかの「ファイナル詐欺」!?トム・クルーズはまだまだ走り続ける!
制作側は「最後」とは明言していないんです。「最終決算(ファイナル・レコニング)」というタイトルではありますが、これがラストとは一言も言っていないような…?
実は、その裏にはハリソン・フォードの存在があるそうです。80歳を過ぎて『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』で体当たり演技をする姿を見て、「ハリソン・フォードがあんなに頑張ってるなら、俺も」とトム・クルーズは感化されたらしいんです。もしかしたら、トムが後輩とバディを組む「ベスト・キッド」スタイルの展開など、『ミッション:インポッシブル』シリーズは無限に作られていく可能性を秘めているのかもしれません。
史上最高額の製作費と驚愕のアクション
本作は、製作費が3億ドルから4億ドルにも膨らんだと報じられています。世界で最も製作費がかかった映画の一つとなりました。パンデミックやストライキによる遅延がその原因のようです。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と同じくらいの費用がかかっているというから驚きです。
アクションシーンはやはり圧巻でした。特に、トム・クルーズが複葉機の翼にしがみつくメイキング映像を見たのですが、命綱があるとはいえ、あの高さでリアルに演技している姿は本当にすごいです。「頑張るトムを見る」というのが、まさにこのシリーズの醍醐味だと改めて感じました。
【注意!】潜水艦シーンはトイレのタイミングに要注意!
見どころの一つである潜水艦のシーンですが、ずっと水中シーンなので、ここでトイレに行きたくなる人続出でしょう。私自身も完全にやられました(笑)。
これから鑑賞する方へのアドバイスとしては、トイレに行くなら潜水艦に潜り始める前、あるいは潜水艦に乗り込んですぐくらいのタイミングがベストです。後半の海上脱出シーンは素晴らしいので、ぜひ見逃さないでください!
まとめ:まずは劇場へ!
総じて、私個人としては大いに楽しめた『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』。無理に過去作を復習しなくても楽しめますが、もし時間があれば初代の1作目だけでも見返しておくと、より楽しめるかもしれません。そして、個人的には3作目、4作目、5作目もおすすめします。
何よりも、この規格外の「お祭り映画」は、ぜひ劇場で、その大迫力とトム・クルーズの熱量を体感してほしいです。皆さんの感想もぜひ聞かせてください!