#138 映画「アメリカンフィクション」ネタバレ感想編:アマプラ配信だけで見れるアカデミー賞ノミネート作品とデューン砂の惑星の話
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こんにちは、映画ファンの皆さん!今回は、アマゾンプライムで配信中の話題の映画「アメリカンフィクション」について、ネタバレを含めた感想をお届けします。
この映画は、アカデミー賞にもノミネートされており、その注目度は高まる一方です。まだ見ていない方は、ぜひこのブログを参考にしていただければと思います。
原作はパーシバル・エベレットの「Erasure」
映画本編はアメプラで視聴できます!
「アメリカンフィクション」のあらすじ
セロニアス・"モンク"・エリソンの作家としてのキャリアは低迷している。最新の原稿は17の出版社から断られた。
以前の小説は「批評家絶賛」だっただけに、なおさら悔しい。
「数日間ハーレムにいる親戚に会いに行った」という女性による処女作「ゲットーでの暮らし」の快進撃を傍観しながら、歯がゆさを感じていた。一方、モンクは現実の家族の悲劇にも直面している。年老いた母親はアルツハイマー病で衰弱しており、7 年前に起きた父親の自殺の余波にも悩まされている。
怒りと絶望の中、モンクはメイ・ジェンキンスのベストセラーを告発するつもりで小説を書く。小説「マイ・パフォロジー」は出版されるどころか、まともに取り上げられるとも思っていなかった。しかし、あっという間に大ブームに。この自体にモンクはどう対処するのか…?
目次とチャプター
- 0:00「アメリカン・フィクション」はコメディー映画か?
- 2:25 「アメリカン・フィクション」のあらすじ
- 4:30 ブラックカルチャーを知らない問題
- 7:00 類似作品サウスパークs14e2「スクロティ・マクブーガーボールの物語」
- 8:40 主演ジェフリー・ライトの過去作品
- 10:45 ジェフリー・ライトと007
- 12:55 配信作品は映画館でみれない!
- 13:50 「デューン砂の惑星」鑑賞を刃牙でそそのかす
- 17:05 デューン製作費と日本映画の市場規模
- 20:00 デューン公開日は3月15日!
サウスパーク:スクロティ・マクブーガーボールの物語
途中で話しているサウスパークはこちら
サウスパークシーズン14第2話「スクロティ・マクブーガーボールの物語」
このエピソードの中心となるのは、4年生のクラスメートであるカイル、スタン、ケニー、カートマンが匿名で書いたいたずら原稿。
その下品な内容は読む人を吐き気させるほどですが、同時に傑作としても賞賛されます。
クラスメートのバターズを作者にする悪戯をしかけましたが、バターズは天才と持ち上げられ、スタンたちが意図していなかった展開になっていきます。
ストーリーの魅力
「アメリカンフィクション」のストーリーは、一見シンプルながらも、その背後には深いメッセージが込められています。
モンクが書いた小説は、予想外のヒットを飛ばし、彼は一躍時の人となります。しかし、その成功の裏には、彼自身のアイデンティティや倫理観との葛藤が描かれています。
映画は、アメリカ社会の矛盾や表面的な価値観を鋭く風刺しつつ、ケンの成長と自己発見の物語を紡いでいます。
社会風刺とユーモア
映画の最大の魅力は、その社会風刺とユーモアにあります。モンクの皮肉たっぷりの発言や行動には、笑いとともに考えさせられるものがあります。
また、彼が書く小説の内容が現実とリンクしていく様子は、観ている側に驚きと共感を与えます。
総評
「アメリカンフィクション」は、ただのエンターテインメントに留まらず、観る者に多くのことを考えさせる映画です。
アカデミー賞ノミネートも納得のクオリティであり、ぜひ多くの人に観ていただきたい作品です。アマゾンプライムで手軽に観ることができるので、興味を持った方はぜひチェックしてみてください。
最後に、皆さんの感想もぜひコメントで教えてください!どのシーンが印象的だったか、どのキャラクターが好きだったかなど、共有していただけると嬉しいです。
それでは、次回のブログでお会いしましょう!