#93 映画「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」ネタバレ感想編:どれか一つを見返すなら第1作の失われたアークがオススメ!
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皆さん、こんにちは!今回は最新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』を観てきた感想をお届けします。ネタバレを含むので、まだ観ていない方はご注意ください。
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まず、映画館へ久しぶりに足を運んだのですが、祝日ということもあって人が多くて驚きました。公開からまだ2日しか経っていないため、客席はほぼ満席状態でした。
私は普段、1人で観る際には2人掛けの席を選ぶのですが、今回はお隣におばあちゃんが座っていて、ちょっと賑やかでした(笑)。
皆さん、こんにちは!今回は最新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』を観てきた感想をお届けします。ネタバレを含むので、まだ観ていない方はご注意ください。
目次
予習して正解!第1作『失われたアーク』との繋がりに注目
さて、映画を観る前に予習をしておこうと思い、久々に第1作『失われたアーク』を見返しました。
これが大正解でした!今回の『運命のダイヤル』では、シリーズ全体を通じた繋がりが多く、特に第1作を観ておくと理解が深まるシーンがいくつもありました。
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こうしてみると、第1作「失われたアーク」と第2作「魔宮の伝説」の作品内時間が入れ替わっているだけで、あとは順番通りです。
作品内時系列で見たければ、
2→1→3→4→5
と最初に2作品だけ入れ替えればOKです。
「運命のダイヤル」とアンティキティラの機械の関係とは?
本作の鍵となるアイテムは「運命のダイヤル」ですが、実はこれ、古代ギリシャで発見された実在のアナログコンピュータ「アンティキティラの機械」がモデルになっています。
私は以前、英語の参考書でこの機械について学んだことがあり、その名前を聞いた瞬間、懐かしさを感じました。映画に登場する「ダイヤル」は非常に美しいデザインでしたが、実際のアンティキティラの機械はもっと無骨で、サビも目立つ古代の技術の結晶です。
具体的には、「キクタンリーディングベーシックの」31番目の英文に登場します。
改訂前の英文(上記改訂版は中身が少し変わっています)を和訳したものを紹介します。
驚くべき古代の科学技術
世に知られている初のコンピューターは2000歳を超えている。アンティキティラ島の機械は古代ギリシャの難破船で発見された、見事なアナログコンピューターである。その時計のような装置には30の銅のギアがあり、その中のいくつかは微小である。その機械のケースに刻まれた数字は、その機械装置が惑星の動きを計算していたことを示している。
初期の仮説は、それは航海の補助器具であったと提唱していた。しかしながら現代の研究者たちは、その繊細な構造から、船で使われた可能性は低いと指摘した。彼らは、それはギリシャ人の工学技術と宇宙に関する知識の広告として、展示用に作られたと信じている。
古代ギリシャの技術の結晶「アンティキティラの機械」の背景
アンティキティラの機械は、2000年以上前にギリシャ人が作ったとされており、当時の技術を誇示するためのものだったのではないかと考えられています。今回の映画にこのアイテムが登場するのは、シリーズにふさわしい壮大なスケールを感じさせます。
「アンティキティラ島の機械」の作者として、今作ではアルキメデスが設定されています。
名前は聞いたことあると思いますが、どんな人か、何をした人か知らない人も多いと思います。そんな方はぜひ岩明均先生の「ヘウレーカ」を読んでみてください!
「運命のダイヤル」を観る前に読めば予習になりますし、鑑賞後に読めばより映画の内容が理解できると思います!
「ロンギヌスの槍」とは?キリスト教伝説のアイテム
もう一つ印象的だったのが、冒頭で登場した「ロンギヌスの槍」です。
これはキリスト教の伝説に登場する非常に有名なアイテムで、イエス・キリストを突いた槍として知られています。キリスト教に詳しい人であればピンとくるでしょうが、日本人にとっては「草薙剣」くらいの認知度でしょうか。
『運命のダイヤル』はファン必見の内容だが初見には注意が必要
『運命のダイヤル』では、こうした歴史的なアイテムや伝説が次々と登場し、シリーズファンにとっては見どころ満載です。
ただし、シリーズを初めて観る方には少し分かりにくい部分もあるかもしれません。そんなときは、ぜひ第1作『失われたアーク』を見返してみてください。特に冒頭のシーンは、当時の雰囲気を強く感じさせ、シリーズ全体の魅力が詰まっています。
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』はシリーズの集大成
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』は、ハリソン・フォードが演じるインディ最後の冒険として非常に感慨深い作品です。
アクション満載で、古代の謎やアイテムが登場するというお馴染みのスタイルは健在で、まさにインディ・ジョーンズの集大成といった感じでした。
最後に:第1作『失われたアーク』を再び楽しもう!
今回はネタバレを含めた感想でしたが、もしこのシリーズをもう一度楽しみたいと思ったら、まずは第1作『失われたアーク』からどうぞ。
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