#156 「地面師たち」ネタバレ感想編:全てのキャストがどハマりの積水ハウス詐欺事件ドラマ!原作では続編あり
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周りで「面白い!」と絶賛されていたので、僕も気になって視聴を始めたら、気づけば一気見していました。まだ観ていない友人にオススメしたいと思います。
今回は、Netflixで話題沸騰中のドラマ「地面師たち」を観てきた感想をシェアしたいと思います。
周りで「面白い!」と絶賛されていたので、僕も気になって視聴を始めたら、気づけば一気見していました。それほど引き込まれる内容で、テンポも良く、あっという間に全エピソードを観終わってしまいました。
あらすじ
このドラマは、2017年に発生した実際の積水ハウス地面師詐欺事件をベースにしています。母親を事故で失った綾野剛演じる主人公が、大物地面師のトヨエツ(豊川悦司)と出会い、詐欺グループに加わっていくストーリーです。メンバーには、元司法書士のピエール瀧や、土地所有者になりすます小池栄子らが集い、彼らは100億円規模の土地詐欺を目論みます。
一方、リリーフランキー演じるベテラン刑事が、かつて逮捕し損ねたトヨエツを追い続け、その動きを独自に捜査します。詐欺師たちの狡猾な手口と、それを追い詰める刑事の対決が、ドラマ全体に緊張感を与えています。
キャスト陣の熱演が光る
キャスト陣がどれも魅力的で、特に豊川悦司が演じるトヨエツは圧巻です。彼は、ただ金儲けのためだけに詐欺を行うのではなく、極限状態で生きることに快感を覚えるという異質なキャラクター。これが他のキャラクターとは一線を画し、ドラマの中でもひときわ異彩を放っています。
リリーフランキーの刑事役も素晴らしい。引退間近のベテラン刑事としての存在感が抜群で、彼の執念がトヨエツとの緊迫した駆け引きに大きな影響を与えています。
地面師たちの緊迫感と続編の可能性
ドラマ全体を通して、何が起こるか分からない緊迫感が漂い、一瞬たりとも目が離せません。特に詐欺が成功するかどうかのギリギリのシーンでは、息を飲む展開が続きます。
原作では続編もあり、次はIR誘致を巡る詐欺劇が描かれます。
シンガポールのカジノで元Jリーガーの稲田は全財産を失い失意のどん底にいた。
一部始終を見ていた大物地面師・ハリソン山中は、詐欺メンバーの一員として稲田に仕事を依頼する。
日本に戻り、ディベロッパーの宏彰、支援者の菅原と共に準備に入るが、予定していた苫小牧のプランが突然白紙となり、代案として北極海航路開通を見込んだ釧路へ変更を余儀なくされる。
しかし、成功すれば200億円超えの大金が見込まれる前代未聞の大仕事。ハリソン山中が狙いをつけたターゲットは、シンガポールの大手不動産ディベロッパーの御曹司・ケビン。
在留メンバーの一人、マヤによる色仕掛けの罠に嵌ったケビンは、逡巡しつつも、日本人の親友・リュウの後押しもあり、釧路の用地購入に乗り出す。
一方、警視庁捜査二課のサクラは、不動産詐欺の捜査過程で地面師一味の関与を疑い、ハリソン山中が趣味の狩猟で頻繁に北海道を訪れていたとの情報を得て渡道するのだが――。
ドラマ版の次回作も期待大です。
まとめ
「地面師たち」は、犯罪ドラマとして非常に完成度が高く、キャスト陣の熱演が作品に深みを与えています。積水ハウス詐欺事件という実際の事件をベースにしていることもあり、リアリティとエンターテインメントが見事に融合した作品です。まだ観ていない方は、ぜひこの週末に一気見してみてはいかがでしょうか?