【米国全州対応】運転免許勉強が面倒すぎて渋っていたけど結局たった10時間で知識テスト1発?合格して2,000円で仮免取得できた話

面倒すぎて免許取得をウダウダ引き伸ばしてましたが、真面目に取り組めば存外簡単に取得できたの、そのノウハウを共有したいと思います。

めっちゃ勘所わかったので、新たにフロリダに来た日本人向けに定期的に勉強会開催してもいいぐらいの気持ちです。

なお2025年2月現在の情報であることをご了承ください。

書いてる人のスペックと結果

仮免知識テスト(written test)対策と結果

しっかり1回目は落ちましたが同日中であればもう一回受験できるので、1回目落ちてすぐ2回目受験したら、なんとか合格することができました。

たまたま10日の予約がとれたので対策10日の10時間でしたが、もう少しやればもっと合格率上がったと思います。

フロリダでは免許取得が割と義務

車持ってないし、運転しないし免許不要と思っていましたが、フロリダに長く住むなら免許取得が必要です。

フロリダ州運転免許ハンドブックによれば、

「州内に居住を定めてから、

（1）6ヶ月継続して居住している者

（2）雇用契約を締結してから30日以内

（3）子女を公立学校に通わせてから30日以内

に州政府の発給した運転免許を取得しなければならない」

旨記載されています。

この規定は、外国からの転入者に限らず、米国内の他州から転入してきた場合にも適用されるため、フロリダ州内に住居を定めた方は、国際運転免許証や他州の運転免許証を所持している場合でも、フロリダ州の運転免許証を取り直す必要があります。

マイアミ日本国総領事「フロリダ州運転免許証に関する情報」https://www.miami.us.emb-japan.go.jp/itpr_ja/driver_license.htmlより

国際免許じゃだめなの？

ダメっぽいです。

国際免許の期間は1年ありますが、その期間中であっても、一つ前に挙げた条件に違反していると解釈される可能性があります。

我が国及び米国はいずれも「ジュネーブ条約」に加盟していますので、右条約に基づき国際運転免許証での運転（日本の運転免許証の携行も必須）も有効なものとなりますが、上記フロリダ州運転免許ハンドブックによって、観光及び商用等の短期滞在中の者、及び、フロリダ州内に居住して6ヶ月もしくは30日以内の者に限って、有効と解釈されてしまう場合もありますので、フロリダ州に住居を定めた方は、早めに同州の運転免許証を取得することをお勧めいたします。

マイアミ日本国総領事「フロリダ州運転免許証に関する情報」https://www.miami.us.emb-japan.go.jp/itpr_ja/driver_license.htmlより

そのため、面倒だと思いながらも。

というわけで、「そのうち免許取るか」ぐらいの気持ちでいましたが、渋々免許の取得に向けて準備をすることにしました。

免許取得を面倒と思わせたNG勉強法

そもそも面倒だと思わせた原因が、知識テストの対策方法がわからなかったからです。

「知識テスト対策用のハンドブックあるから、それ読んで覚えれば合格できるよ」と教えてもらいましたが、ハンドブック見て思ったのは、

読むのめんどくせー

でした。

ハンドブック読んで勉強するな

ハンドブックのリンク先を掲載しておくので、実際に見てみてください。

>>>Handbooks & Manuals

びっしりと文字が書かれて、量も結構あります。

５ページぐらい頑張って読んで力つきました。

日本で免許は取得しているので、読めばある程度内容はわかります。

がしかし、特に必要性も感じず、面倒くさいが勝り放置していました...。

これ100ページは読めない...。

米国全州対応！無料で使える過去問サイト発見

そんなわけで、ウダウダが続いていたわけですが、試験対策できる過去問サイトを片っ端に探しました。

そこで見つけたのが、最高のサイトが、dmv-written-test.comです。

課金できる対策サイトも検討しましたが、dmv-written-test.com無料で使え、登録も不要です！

なので「ここでダメなら課金するか」ぐらいの気持ちで始めました。

結果として(ギリギリですが)合格しましたし、実感としてめちゃめちゃ効果ありました。ここで演習してなかったら確実に合格してなかったです。

やろうと思えば、全24回（つまりMAX1,200問!!!）取り組めます。

1日1回分を課題として、第10回テストまで（合計500問）解きました。

実際のテストでは、自信がある問題は50問中30問ぐらいだったので、時間があれば解けるだけ解いたほうがいいです。

間違えた問題は"Challeng Bank"に保存されるのも、地味に使いやすいです。

知識テスト対策に困っている人は、ハンドブックは捨てて、ここで過去問演習をするのが、ほんとに本当にオススメです！！

主に言いたいことは以上です。

ここから先は実際に知識テストを受験するにあたっての準備の話をします。

当日持って行ったもの

当日持って行ったのは次の通りです。

必要書類に関して、最後に公式案内の和訳したものを掲載しますので、適宜参照ください！

知識テストの予約を取ろう

他の地域はわかりませんが、オレンジカウンティーならここ↓から予約が取れます。

>>>https://wb-octaxcol.qmatic.cloud/qmaticwebbooking/#/

選択肢から"Written test"を選択して、場所と日時を選択すればOKです。

場所さえ間違えなければ5分で予約できます。

REAL-ID準拠の運転免許証またはIDカード取得に必要な書類（非移民者向け）

以下は、非移民（米国に住んではいるが国籍は取得していない住民）向けの必要書類案内を和訳したものです。

元サイト：https://www.flhsmv.gov/driver-licenses-id-cards/what-to-bring/non-immigrant/

-----以下引用------

非移民者が運転免許証またはIDカードの更新、交換、新規申請を対面で行う場合、REAL-ID準拠の運転免許証またはIDカードの発行を受ける前に、以下の書類を提出する必要があります。社会保障番号（SSN）に登録されている氏名は、フロリダ州の運転免許証またはIDカードに表示される氏名と一致している必要があります。最近改名された方は、運転免許証またはIDカードを申請する前に、社会保障庁で記録を更新する必要があります。

1. 主要な身分証明書

以下のいずれかの原本（氏名が完全に記載されているもの）：

• 米国土安全保障省（DHS）が発行する有効な就労許可証（I-688BまたはI-766）；
• DHSが発行する、期限切れでない非移民区分の証明書（I-94と必要な添付書類）。必要な書類が不明な場合は、米国市民権・移民サービス局（USCIS）の書類をすべて持参してください。
• I-94には、入国スタンプが押された有効なパスポートが必要です。特定の区分には追加書類が必要です。例：
  • F-1およびM-1区分はI-20を添付する必要があります。
  • J-1またはJ-2区分はDS2019を添付する必要があります。
  • 難民、庇護希望者、仮釈放者の区分は追加書類を添付する必要があります。
  • 有効なパスポート付きのI-571渡航書類/難民渡航許可証；
  • 有効なパスポート付きのI-512仮釈放状；
  • 有効なパスポート付きの、庇護または強制退去取り消しを認める入国審査官の命令書。

注記

• 書類は発行日から30日以上有効である必要があります。
• 最初の運転免許証を申請する米国市民でない方は、写真なしの60日間の仮免許証と領収書が発行されます。IDカードを申請する米国市民でない方には、領収書が発行されます。本人確認と法的地位の確認後、運転免許証またはIDカードは60日以内に発行され、運転記録に記載されている住所に郵送されます。運転免許証またはIDカードは、USCIS書類に記載された期間（最長4年間）発行されます。
• 法的地位または身元が確認されない場合、発行拒否通知書がお客様に郵送されます。

2. 社会保障の証明

以下のいずれかの原本（氏名とSSNが完全に記載されているもの）：

• 社会保障カード（現在の氏名が記載されているもの）；
• W-2フォーム（手書きでないもの）；
• 給与明細/給与明細書；
• SSA-1099；
• 1099（手書きでないもの）。

SSNをお持ちでない方は、「持参するもの」FAQページでサポートをご確認ください。

3. 居住住所の証明

お客様は、現在の運転免許証またはIDカードを居住住所の証明として使用することはできません。

お客様は、フロリダ州の居住住所が記載された2種類の異なる書類を提出する必要があります（これらの書類の印刷物またはファックスは許容されます）。フロリダ州のクラスE運転免許証またはIDカードを取得する申請者については、州外または米国領の住所は受け付けません。

居住住所の書類には、以下が含まれますが、これらに限定されません。

• 世帯情報書類 - 不動産証書、住宅ローン、月々の住宅ローン明細書、または住宅賃貸/リース契約書；
• フロリダ州の有権者登録カード；
• フロリダ州の車両登録証または権利証；
• 公共料金請求書 - （例：水道、ガス、電気、携帯電話、ケーブル）（過去30日以内のものである必要があります）；
• 自動車支払い冊子（過去30日以内のものである必要があります）；
• 選抜徴兵カード（過去30日以内のものである必要があります）；
• 医療カードおよび/または医療費請求書（過去30日以内のものである必要があります）；
• 住宅所有者および/または自動車保険証書または請求書（過去30日以内のものである必要があります）；
• 雇用主の書類（W-2フォームまたは1099フォーム、給与明細書（過去30日以内のものである必要があります））
• ホームレスシェルター、移行サービスプロバイダー、またはハーフウェイハウスからの、お客様がシェルターの住所に居住していることを証明する手紙。（過去30日以内のものである必要があります）
• 金融明細書（銀行、クレジットカード、または投資口座）（過去30日以内のものである必要があります）
• 連邦、州、郡、または市の政府機関（市および郡機関を含む）が使用する郵便物/書類（過去30日以内のものである必要があります）
• 性犯罪者/性捕食者/常習犯罪者：（過去30日以内のものである必要があります）住所証明書、セクションA、および地方保安官事務所が作成したFDLE登録フォーム。

住所証明できない場合の対処法

上記の書類をお客様名義で持っていないお客様は、同居している人に住所証明書フォームに記入してもらい、そのフォームに記載されている2つの住所証明書類を提出してもらうことができます。同居人は発行オフィスに同席するか、公証人の面前で住所証明書フォームに署名する必要があります。

結婚、離婚、または裁判所命令によって法的に改名したお客様は、USCIS書類の名前を変更する必要があります。

就労ビザなしで国内にいる非移民者は、社会保障庁からSSNが発行されたことがないことを示す手紙（SSA拒否レターとも呼ばれます）を取得する必要はありません。

-------以上引用終わり---------

米国での収入もなく、広告以外の手紙が自分宛にくることもなかったので、住所証明をツッコまれたら、こんな感じのことを言うつもりでした。

当日は、同居人と同居人宛の手紙を持参して渡したら、それ以上は特に何も言われませんでした。

役に立つことを願っています。

免許取得できたらぜひ教えてください！