#4 フリーターが独学3ヶ月で地方上級公務員に合格した話-1 公務員試験の概要と勉強法

こんにちは!本日は「独学3ヶ月で地方上級公務員試験に合格」という驚きの経験を持つ谷口さんにお話を伺います。

公務員試験の仕組みや勉強法、そして実際の仕事についてもお聞きしていきます。よろしくお願いします。

本編で紹介してた「勉強法を紹介する本」は↓こちらです。

1. 地方上級公務員試験とは?

公務員試験には様々な区分がありますが、地方上級とはどのようなものなのでしょうか?谷口さんの話によれば、地方上級とは県庁や市役所で働く職員を対象とした試験で、特に大卒者が受ける試験です。

専門科目には憲法や民法、マクロ経済といった幅広い分野が含まれ、上級の試験はやはり内容が難しいのが特徴です。

2. 地方上級の公務員の収入や生活について

谷口さんの住む鳥取県では、公務員の収入は地方の平均よりやや高めで安定しているものの「上級」というほど贅沢な暮らしではないといいます。

ただしボーナスもしっかり支給され、地元での生活には十分な収入が得られます。公務員同士で家庭を持つ人も多く、地域では安定した収入が得られる魅力的な職業とされています。

3. 独学で地方上級公務員試験に合格する方法

谷口さんが試験に向けての勉強を始めたのは、なんとフリーター生活を2年続けた後だったそうです。勉強を始めた時期は決して早くなかったものの、効率的な学習法で合格を勝ち取っています。

谷口さんが使用した勉強法は次の通りです。

  • 参考書を活用:まず「おすすめ参考書リスト」に従い、必要な参考書を揃えました。実際に試験で出題された範囲は限られていたそうですが、参考書通りの学習で対応できたといいます。
  • 科目ごとに復習のスパンを工夫:1章終わったらもう一度復習するというスパンを設け、次の章を学びつつ、前の内容も忘れないように何度も復習する工夫をしました。
  • 過去問を徹底的に解く:「スーパー過去問」など、過去問に特化した参考書を繰り返し解き、苦手な分野は早めに把握して対策しました。

4. 公務員試験の教養科目と専門科目

公務員試験には教養科目と専門科目があります。教養科目は国語、数学、理科、社会など、幅広い基礎知識が問われます。谷口さんによれば、この教養科目はセンター試験のようなイメージで、基礎を押さえることが重要とのこと。試験範囲は広いため、苦手科目を早めに見極めて勉強時間を集中させる工夫も必要です。

一方で専門科目には憲法、民法、経済学などが含まれ、より高度な知識が求められます。谷口さんは、憲法や法律系の基礎から着実に学び、まずは必須レベルを確実に身につけた上でさらに深い内容に取り組むようにしていました。

5. 独学での成功のポイント

谷口さんの勉強法の最大のポイントは「徹底的に繰り返すこと」と「効率的な時間の使い方」です。特に、数的処理や文章理解などの分野は、出題パターンを掴み、同じ問題形式を何度も解くことで自信をつけたといいます。

また、参考書に頼りつつ、独学の限界を見極め、必要最低限の学習に絞ることで、限られた時間で効果的な学習ができたといいます。

最後に

谷口さんの話から、地方上級公務員試験に独学で合格するためには、計画的な学習法と効果的な参考書選びが重要であることがわかりました。

地方上級を目指す方にとって、谷口さんのような勉強法を取り入れることが、合格への近道かもしれません。

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