#170 日米映画興行ランキング2024総まとめ!今年一番おすすめの映画を発表します
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2024年も終わり、振り返る時期となりました。この記事では、2024年の日本映画興行ランキングを徹底解説します。
邦画アニメの圧倒的な強さや洋画の健闘、さらに映画館と配信サービスの関係について多角的に分析します。また、今年一番おすすめの映画もご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
邦画アニメの圧倒的な強さ:2024年の映画興行を牽引
2024年の映画興行収入ランキングで特に目立ったのは、邦画アニメの強さです。
中でも「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」は興行収入158億円を突破し、堂々の1位を獲得しました。
他にも、「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」や「劇場版 SPY×FAMILY CODE:White」など、人気アニメの劇場版が上位にランクインしました。いずれも興行収入が100億円を超え、2024年も邦画アニメが映画興行を牽引した年となりました。
さらに、「ドラえもん」の劇場版も安定した人気を誇り、ファミリー層を中心に多くの観客を動員しました。
洋画の健闘:ピクサーとアメコミ映画が人気
邦画アニメが圧倒的な強さを見せる一方で、洋画も健闘しました。今年特に注目されたのは、ピクサー作品とアメコミ映画です。
ピクサーの「インサイド・ヘッド2」は、興行収入ランキングで上位に入り、北米でも興行ランキング1位を獲得しました。この作品はグローバルで大ヒットし、日本国内でも高い人気を集めました。
また、アメコミ映画「デッドプール&ウルヴァリン」は、洋画実写の中で最も成功した作品として話題を集めました。興行収入では全体15位となりましたが、熱狂的なファン層の支持を受け、根強い人気を見せました。
ピクサーとジョン・ラセター:光と影
ピクサーは「インサイド・ヘッド」をはじめ、数々の革新的なアニメーション映画を制作し、映画史に大きな足跡を残しています。その功績の中心には、宮崎駿を敬愛するジョン・ラセターがいました。
「トイ・ストーリー」シリーズなど、数々のヒット作を牽引したラセターですが、後にセクハラ行為が発覚し、ピクサーを去ることとなりました。彼の才能を惜しむ声がある一方で、倫理観の問題も指摘されています。
映画館と配信:変化する視聴環境
配信サービスの普及が進む中、映画館と配信の役割分担が明確になってきました。
特に、映画館ではファミリー向け作品の上映が増加しています。映画館は「非日常の体験を提供する場」としての役割を強め、一方で配信サービスは自宅で気軽に映画を楽しみたい層に向けたサービスを充実させています。この棲み分けは今後も進むと予想されます。
まとめ:2024年は変化の年
2024年は、邦画アニメの圧倒的な強さが際立つ年となりました。一方で、洋画もピクサーやアメコミ映画を中心に健闘し、映画興行の多様性を広げました。
また、映画館と配信サービスの共存がより鮮明になり、視聴環境にも新たな変化が見られました。
2024年の映画業界を締めくくる本記事を参考に、ぜひ気になる作品をチェックしてください。2025年も素晴らしい映画に出会える一年となりますように!